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2018 KOBE SONG

  • 杉山慧
  • 2018年12月28日
  • 読了時間: 2分

神戸在住の筆者による2018年的な私的神戸楽曲をご紹介。

tofubeats / RUN

神戸でも撮影されているMVもそうですが、2018年はこの曲はめっちゃ聴きました。

Joji / Can't Get Over You(feat. Clams Casino)

88rising所属として話題を集めているR&Bシンガーjoji。彼が18歳まで神戸に住んでいたことを聞いた時はズッコケました。シュールなPVは秀逸です。tofubeatsとコラボして日本語でのラップとか聴いてみたいですね。

神門 / 光景

神戸のラッパー神門、日常のあるあるエピソードとスルーパスとか逆ニュートンとか言葉遊びが好きな一曲。ULTIMATE MC BATTLE2018の兵庫予選のゲスト枠で出演したライブ見たのですが、中学の同級生が努力して自分のやりたいことを続けている姿に、思わずウルっときて泣きました。諦めるのは簡単だが往生際悪く続けていく方法を考えようといい刺激をうけました。

TSUDIO STUDIO / Mikage

私の地元である阪急御影が舞台の楽曲。ここで描かれているのは架空の神戸。「不況も震災も悲惨な事件なんて無かった 都合の良いお洒落と恋の架空の都市」とのこと。たしかにトランペットのソロや波の音が使われている「Azur」や「Port Island」などは一聴すると都合の良いお洒落な雰囲気を纏っています。しかし、ここで描かれているのは、阪急電車“わたせせいぞう”のラッピングカーのようなビビットできれいな世界観ではなく、エコーが何重にも重ねられたサウンドは寂しさや悲しさを内包している喜びみたいなものが描かれているように思いました。私にとっては震災のようなものかなと思いました。震災は嫌なこともあったけど、小学2年生だった私にとって水を汲みに行ったり、近所の人と一緒に泊まったりしたことは良い思い出もあったりします。こうやって大きな出来事も都合よく自分の中で再解釈し、それを思い出として自分の中に取り込む。本作は、言葉にエコーをかけボヤケさせることで、実在する場所のそれぞれの思い出を都合よく繋ぎ合わせて、架空の町空間をリスナーが頭の中に作る。そういう意味で架空の神戸なのかなと思いました。

最後に私的な関西在住プレイリスト2018貼っておきます。


 
 
 

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